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技術紹介担当の営業課 牧〇です!
第57回目の技術紹介は
射出成形機の種類(横型・竪型)について紹介致します。
射出成形機とは、プラスチック素材を熱で溶かし、
金型に流し込んで成形する機械です。
この射出成形機には横型と竪型があります。
型締め方向が地面と水平になるのが横型、垂直方向になるのが竪(たて)型です。
当社では、横型と竪型の両方を保有しています。
※「縦型」ではなく、「竪型」という表記をします。
竪とは真っ直ぐ立つことを意味する字です。
射出成形機は金型の取付板が水平であることが
重要な為、「真っ直ぐ自立している」という意味で『竪』の文字を使います。
それぞれの特徴は以下の通りです。
横型成形機
・製品取り出しを落下により行うことができ、成形品を回収しやすい。
・成形機本体の高さがあまり無い為天井高さの制約が少ない。
⇒当社は主に成形単品の製造で使用していますが、
自動インサートにも使用しています。(40台以上保有しています)
【横型成形機】
竪型成形機
・金型の合わせ面が上向きの為、金型への金属部品 挿入・位置決めがしやすい。
・床面積が少ない。
・ロータリーテーブル(※)を用いることで効率的に生産が出来る。
⇒当社では金属部品と樹脂を金型内で一体化させるインサート成形や
フープ成形に使用しています。
【竪型成形機(人付きインサート成形)】
【竪型成形機(フープ成形)】
※ロータリーテーブルは、複数個の金型を取り付け、
テーブルを回転させることで金型を順番に使用することが可能です。
金属部品のセット・成形・完成品回収等を
同時並行で行うことで生産効率が向上します。
実際の写真と工程の流れを示した図は以下の通りです。
【ロータリーテーブル(写真)】
【ロータリーテーブル(図)】
当社はこの竪型成形機を1台新規で導入しました。
これで当社保有の竪型成形機は計10台です。
尚、中国工場では80台以上、
ベトナム工場では10台以上の成形機を保有しています。
上記の説明で分からないと思った方、
より分かりやすく具体的にご説明を致しますので
是非、工場見学へお越しください。
当社の特色である一貫生産体制や
精密成形・フープ成形・インサート成形・精密プレス
・フープ洗浄機も併せてご説明致します。
※フープ成形 製品例・・・
パワーウィンドウスイッチ部品、ボールベアリング部品
コンデンサ部品(台座・座板)を生産しています。
また、 当社の様子が分かる動画をYouTubeで配信中です。
是非以下、URLからご覧くださいませ。
http://www.youtube.com/watch?v=5NYb2waNUhs
工場見学に関するお問い合わせは・・・
TEL:0265-86-3215
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