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今回の海外工場からのお知らせは
ベトナム工場からシステム化についてお伝えいたします。
ベトナム工場より〇島が担当します。どうぞ宜しくお願いいたします。
ベトナム工場はホーチミン市となりウキウキ気分ですが
実は昨年からシステム化に取り組んでいます。
何のシステム化をやっているの?と気になったそこのあなた☝
本記事では導入した2つのシステム化の事例を紹介します。
まず1つ目は樹脂成形工程にの異材投入防止システムです。
こちらは樹脂を投入するタンクです。
写真左側赤枠内に黒い装置が付いているのにお気づきでしょうか・・・。
これは電子錠になっていて勝手にタンクは開きません。
下記がその操作を行えるタブレットです。
タブレットが、
作業者のQRコード・タンクについているQRコード・
樹脂袋(下記写真)を読み込むことで、そのタンクで使用している樹脂のみが
タンクに投入出来る仕組みです。
ところで、なぜ樹脂袋の写真で正しい樹脂がわかるの??と疑問に思いましたか??
このシステムは「Google vision」により樹脂袋の文字列を認識しています。
そのため、樹脂名やグレードなどあらかじめ登録した文字列と一致しなければ
タンクが開かない仕組みとなっています。
また、投入履歴が保存されるので、誰がいつ樹脂を投入したのかが
分かるので、トレーサビリティもバッチリです。
2つ目はロット管理のシステム化です。
下記写真ように最終生産工程で製品にQRコードのラベルを貼付します。
次に箱詰め作業です。
このように製品のQRコードを読み込みます。
梱包箱の数量を読み込み、
自動で外装箱に添付するラベルが発行されます。
その後、ラベルを梱包箱に貼付けてパレットに積み込みます。
➡
出荷する際には梱包箱のQRコードを読み込み、
お客様のご注文内容と相違がないかチェックをします。
ロット管理をシステム化するメリットは以下の点です。
・ケアレスミスの削減(照合・ポカヨケ)
・手書きの記録からデジタル化し作業時間を短縮
・トレーサビリティ(梱包履歴、出荷履歴)の作業時間短縮
・賞味期限管理が容易
・検査の合否管理が容易
システム化をすることでケアレスミスを減らし
作業効率の向上にも繋がっています。
ベトナムはまだまだ人件費が安い国という印象があるかもしれませんが、
当社は操業当初からここベトナムでも省人化・効率化を推進しております。
今後もデジタル化、システム化を推進してお客様には安心して
製品をご使用頂ける様、努めて参ります。
引き続きベトナム工場の情報も更新をしていきます。
(実はIATFについてや太陽光など、お伝えする情報が沢山あります☆)
みなさま是非楽しみにしててくださいっ(^O^)/
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