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海外工場からのお知らせN0.49-2

今回は海外インターンシップの後編を
お伝え致します。

5日目はベトナムの税関見学をしました。
今回、郵船ロジスティックスベトナム様の
ご協力により実現いたしました。感謝申し上げます。
場所はホーチミンに程近いサイゴン川に面する
カットライ港です。写真①のコントロール室からの
眺めは壮観で、コントロール室内は、まるで空港の
管制室と思われるくらいスマートな作りでした。

ここカットライ港の面積はベトナムで1番の160haの
広さとのことです。東京の大井ふ頭のなんと3倍も
あるそうです。特大の液晶ディスプレイにより一目で
わかるようになっており、てきぱきと係員から
納入・引取りトラックおよびクレーン作業者への
指示が繰り出されていて感心しました。

6日目は車載用自働組立の実習をしました。
〇田さんが組立自動機について説明を受けています。
機構や制御の面白さに「明日からでもこういう会社
で働きたい」という表情を浮かべたように思えた
現地駐在員でした。

また生産現場では、作業者の少なさに
驚いた様子です。ベトナムでは労働集約型が
一般的でしたが、当社はベトナム工場も
日本工場並みで省人化を実現。
今や組立加工は資本集約型産業と
なっていることを理解してもらいました。

7日目の最終日は午前中は品証課での実習、
午後は近隣の日系会社2社へ訪問しました。
品証課での実習は、先ず機械検査器を用いた
測定を実習しました。初めて見る検査器に困惑
していましたが、習得が早く1度教わると経験者と
同じ数値で測ることができていました。
さすが工学部学生！

午後は工場見学です。
1社目は同じ工業団地にあるKEIDEN VIETNAM様です。
上原社長様に会社説明していただきました。
この辺りでは珍しいメッキ専門の会社です。
自働機の工程と人の作業の組み合わせで
きれいなメッキ部品が仕上がって行く工程に
〇田さんは見入っていました。
（写真⑤：上原社長様（左）と対話する〇田さん）

2社目はファインネクス様を訪問しました。
ベトナム工場では金型やその部品を
製作しており、全てをベトナム人が
行っており感心してしまいました。
終りに皆で工場前で記念写真を撮りました。

以上で1週間の実習が終了となりましたが、
途中ベトナム人との英会話も交えた勉強会もあり、
単なる工場実習で飽きてしまうことも
防げたのではないかと考えます。
今回の経験が学生さんの今後に生かされ
勉学にまた就職に役立つことを期待し、
ペンを置かせていただきます。

※P.S　編集長より
当社では毎年海外インターンシップを行っております。
興味がある方は是非、当社までお問い合わせください。
TEL：0265-86-3215　総務課まで